鍛えてますから

工作員

先輩に鍛えられた酒飲み工作への道

普段から良くしてもらっている先輩工作員がいるのですが、
お酒を飲みに誘われてついて行くと必ずと言っていいほど私、記憶を飛ばしてしまうんです...

その先輩は人にお酒を飲ますのが本当に上手で(あれは才能という言葉では収まりません)
不思議と普段よりたくさん飲んでしまったり、酎ハイを飲んでいたのに、気付いたら手に持っているお酒が日本酒に変わっていたり、時間を忘れて楽しく飲めるから終電がなくなっていたり(笑)

そんなこんなで、お酒で鍛えられたこの身体は自然と”酒飲み工作に適した身体”に無事出来上がりました。

 

この間も、対象が酒豪という案件があって一杯目から日本酒を行ってしまう恐ろしい工作があり、白羽の矢が立ったのがその先輩と自分。

これは大変な事になるぞと次の日を全て捨てる覚悟でお店に向かいました。

 

対象は話に聞いていた通りの酒飲みで、一杯目から日本酒が目の前を飛び交い、恐怖を日本酒で押し流していくと、次から次へとノンストップで徳利が運ばれてくる...

「「「やばい...今夜〇ぬかもしれない...」」」

そんな恐怖心を見せるわけにもいかず、対象と同じペースで笑顔で飲みまくる。場も盛り上がって必要な情報も聞き出せたところで、そろそろお開きかなと思っていたら、先輩から恐怖のひと言。

「じゃあ2件目行くかー!!!!!」

 

ー次のページに続くー

 

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