対象者の行動パターンがある程度わかってきた為、工作に入ることに。
これも調査員が何度も調査地に足を運び、調査を重ねてくれたおかげだ。
すっかり現場に行き馴れた調査員に同行し、何通りかの行動ルートを確認。
パターンAの工作はアレで、パターンBの工作はコレでなど、ルートの数だけ打ち合わせをしていく。
そこで調査員が、
「今までの感じだと・・今日はパターンCな気がするなぁ」
とつぶやいた。
今まで見てきたからこそ判断できる対象者の行動パターン。
「今日の対象者は、行きつけのあの店に行く日で、景色が良く見えるあの席に座って仕事をする。」
曜日や天候なども含めて推理した結果らしい。
案の定、対象者はパターンCの行動を取った。
お陰ですんなり工作に入る事ができた。
調査を積み重ねた調査員の推理力、説得力たるや。