復縁屋案件の対象者の足取りが全く読めない=「探偵封じ」※そんな言葉ない をしてくる対象がたまに存在します。
調査工作を完璧に遂行し、対象者から話をめいっぱい聞き出すことが出来ているけれど「依頼者さんの情報とは真逆…これは本当なのか?嘘なのか?」と勝手に人狼ゲームをさせられている気持ちになることがあります。
例えば、
・依頼者さん情報→恋人は確実にいない、家から全然出てこない、気難しく人見知り、陰キャ、出会いもない。
・工作で判明→家から出て来るし、人当たりは良いし接触も割とすぐに成功、対人スキルは普通にあるし話を聞いてみると恋人がいる。
これってどっちが世を忍ぶ仮の姿なの!?
一応、依頼者さんの情報を信じて慎重に関係を築き、徐々に話を聞き出していくと…
やっぱり本当に恋人がいるっぽいエピソードもあるし…
陰キャと聞いていたけど、今その対象は絶好調に酒を飲み、ご陽気にカラオケを歌っている…
あんまり攻めすぎたら引いちゃうやつ?どこまでが許容範囲なのか見極めないとダメだよな…と頭の中をグルグル…
って考えていたんだけど…最終的に、ま!酒入ってるしいっか!
と「今度ダブルデートで飲み行こうよ!」と勝負に出てみる。
「いいねー!」
と、対象者はすんなり承諾。え、ほんと?シラフの時にもう一回念押ししないと不安…。
そんな気持ちをよそに意外とその日はすぐに来た。
どうやって依頼者さんを欺いてきたんだ?色々と聞かせてもらうぜ!!!!