基本的に工作員は依頼者と会う事はないのですが、今回は依頼者参加型の工作なので事前に顔合わせ&打ち合わせ。
しかも、今回は依頼者の都合で工作前日にならないと時間が作れないとのこと。
工作前日に初めまして。
工作当日は親しい友人。
工作員としては日常茶飯事だから、何も気にならないけど、依頼者さんは大変だなぁと。
ただでさえ対象者と再会するかもしれないからと緊張しているのに、初対面の工作員とさも親友のように振舞わなければいけない。
大抵の依頼者さんはボロが出ないようにと、工作員との関係性の設定をガチガチに決めようとしてきます。
でも、設定でがんじがらめにしちゃったら、余計にテンパっちゃうから大まかな設定だけで大丈夫ですよ、と伝えて、雑談を交えながら依頼者さんのキャラを掴む。
それにしても、担当者と分析班から貰っていた依頼者の事前情報と印象が違う。
話を聞いたら、契約期間中にかなり追い込み、追い込まれるような自己改善をしたらしい。
これだけ本気に復縁に向けて頑張れる人の工作に入れるのは嬉しいな。
担当者に依頼者との顔合わせの報告、自己改善の効果が出てるんじゃないですか?と伝えたら・・・
「誰が担当してると思ってるの?」
・・・この人こそ、自己改善したらどうかしら。