別れさせ屋案件の工作員は臨機応変に対応していかなきゃいけない。
これは工作員の基本姿勢です。
それは分かるんです...分かるんですけど聞いてください...
いつもお昼ご飯をゆっくり食べれることが少ないのですが、久しぶりに事務所でデスクワークできるからと、ご褒美に普段食べれないちょっとお値段高めのカップ麺を買ってきてお湯を入れて5分待つだけ。
その瞬間。
「ヤバイ!対象動いたらしい!〇〇に接触行ってきて!」
と担当者が慌てている。
その日はみんなが出払っていて事務所には私と担当者の二人だけ。
目の前にはお湯の入れたての高級カップ麺。
その上、担当者は他の業務で忙しく接触は私。
行くしかないやん。
迷ってる暇もなく慌てて飛び出し走って現場に向かうと、ちょうど対象と遭遇。
何とか接触が上手くいき、良かったーと安心していたら急激にお腹が空いてきた。
事務所に取り残されたカップ麺の事を思いながら、現場近くのラーメン屋に浮気をしてお腹を満たしていると、事務所に戻ってきた他の工作員から「麺伸びてるよ、大丈夫そう?」とLINEが入る。
「珍しくお昼にプチ贅沢しようとしてたのに」ってLINEを送ると「お疲れ様」とねぎらいの言葉をかけてくれる。
やっぱり〇〇さんは良い人だなぁなんて思いながら次の日出勤してみると。
デスクには一回伸びきって水分のなくなったカップ麺が。
そのままやないかい!
今度また再挑戦します...。
※工作員ブログ