復縁屋案件の依頼者に同じアドバイスを何回言っても『頑張ります!!』の言葉で片づけられる。
そういう依頼者ほど、『工作はまだ進みませんか?』と工作の進捗状況ばかり気にして自分は何もしていない。
復縁案件は別れさせ案件と違って依頼者の協力がなければ成功しないと契約前に説明しているにも関わらず、依頼者の協力は得られないまま工作を進めていかなければならない。
途中で心が折れそうな位にアドバイスを全く聞かない依頼者もいる。
そのままだと再会させても失敗に終わるからちゃんと話を聞いて欲しいと伝えても『頑張ります!!』で片づけられる。
工作員からは準備が整ってるから早く再会の手配を取りたいとつつかれるし、依頼者をそのまま再会させても失敗するのが目に見えてるから工作が進んで再会させれば失敗が確定してしまう。
焦る気持ちから段々と協力してくれない依頼者に厳しい言葉を言わなければならなくなる。
厳しい言葉を伝えると依頼者が言うセリフが『担当者を変えて下さい。』という言葉。
誰が担当になろうと本人が変わろうとしなければ何も変わらないのに、それすら他責思考で一体どうやって復縁しようとしてるのだろう?
フラれた原因を作ったのは自分。
復縁出来ない原因も自分。
何も努力しないから得られるものがないのも自分の責任。
大人なら分かる事を他責思考の依頼者は自分が他責思考だと気付かない。
他責思考だと伝えると『失敗する責任を私に押し付けようとしてませんか?』っていう言葉すら出て来るどうにもならない依頼者。
なんで契約前に頑張ります!!って嘘を言った?
復縁したいから自分に出来る事は何でもします!!
って言ってたのは誰?
あなたの何でもしますって、何にもしませんの間違いじゃないんですか?
工作員も調査員も一生懸命あなたの為に頑張って復縁工作を進めてるんです。
肝心のあなたが頑張ってくれなければ、ウチの会社のスタッフが復縁したい訳じゃないんです。
あなたが頑張るって言うから信じて依頼を受けたのに、最初から頑張るつもりがないなら頑張るなんて言葉使わないで欲しいんです。
調査員や工作員はあなたの為に頑張ってるのに、あなたが頑張ってくれないならやりようがない事だし、復縁屋は何も出来ないんです。
こんな依頼者なら依頼を断っておけばよかった…
頑張らないなら頑張らないって最初から言っておいてくださいよ…
それなら依頼をちゃんと断ったんだから…
担当者としての気持ちです。