今回の別れさせ案件の対象者。
男性対象→ちょっと無口で不器用な寡黙タイプ。
女性対象→超美人で気さくで優しそうなタイプ。
自分は男性対象に、
女性対象には女性工作員が接触しており工作は順調。
毎度のことながら、しれっと自然に距離を縮めていく。
ある日、お酒の入った男性対象が「僕、本当に彼女(女性対象)に救われたんです…。仕事もプライベートもどん底だったときに、ずっとそばにいてくれて……だから、結婚して幸せにしたいんです!」
…え?
ヤバイヤバイヤバイ!
「女性対象との別れさせ案件」だってのに、プロポーズ前夜かよ?早まるな!男性対象!
まぁさ本当だったら、そんな健気に支えてくれてあんな美人な女性だったら幸せになって欲しいなぁ…と本音が過る(ダメダメ…
でも、この急展開を利用した別のプランを考えなければ。
その夜、担当者を交えて女性対象と接触を続けている工作員と打ち合わせ。
自分「ヤバいよ、女性対象と結婚する気だよ」
担当者「え、マジで?本気な感じなの?」
自分「結婚する気マンマンです!」
女性工作員「……うわぁ」
自分「え、なんで引いてるの?」
女性工作員「女性対象、男性対象のこと金ヅルって呼んでたよ(笑)」
( ゚д゚)?
(つд⊂)ゴシゴシ
( ゚д゚)ハッ!
担当者&自分「まじかよー怖いってー!」
女性工作員「いや、最初からわかってたけどあの女(女性対象)クズだよ笑 男性陣の目は節穴ですね~?」
一瞬で目が覚めた笑
依頼者さんはもちろん、男性対象の為にもしっかり別れさせないと!
