私たち復縁屋案件の担当は、いつだっていい結果を調査員や工作員から待っているもの。
調査員から空振りですという報告を受ける度に、なんて依頼者に伝えればいいんだろうと考えてしまう。
当然ありのままを伝えるしかないけれど、依頼してくださった方の残念そうな顔を思い浮かべると『空振りしました。』なんて簡単に伝えられるものではない。
もちろん空振りしてしまったのは調査員が悪いわけではないし、その時間帯で行ってくれと伝えたこっちが悪いのは分かる。
ただ、何かしらの成果を持って帰ってきて欲しいのが正直なところ。
どこかの週刊誌は自分より下の若い記者に対して、『成果を上げるまで帰ってくるな』なんて言うらしい。
理不尽ではあるけれどその気持ちはすごい理解できるし、自分も調査員や工作員にもそう言ってやりたい。
ただ、そんなことをしたら虚偽の報告を上げてくるかもしれないし、失敗したとしてもその時に得られた有益な情報が失敗したからと隠されちゃうかもしれない。
そうなるくらいなら調査時に起こったことを正確に聞いて、『じゃあ次も頑張って。期待してるね。』と言うしかない。
信頼関係を築けて初めていい仕事ができるということを週刊誌の理不尽な話を聞いて実感しましたとさ。
※担当者ブログ