工作員

愛煙家工作員のみに許された奥の手

私がタバコを吸うようになったのは前職の上司に進められてだった。

※参考ブログ:別れさせ屋とは?

最初は慣れない煙にむせ返りながらも吸っていたが徐々に慣れていった。

百害あって一利なしというがその通りだと思う。

 

しかし、これは健康に対しての話であって、それ以外では少し違うように思う。

具体例を挙げるとすれば、喫煙所での会話や喫煙所会議である。

会議室の中では言えないような内々の話を、喫煙所で話す。

担当者考えてること
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健全とは言い難いが現実としてそういったことが起こっていたのは事実。

そして、その話を聞けるかどうか、それで左右される人がいるのもまた事実。

これはタバコが単なる趣向品ではなく、優れたコミュニケーションツールであるからだ。

 

そしてこのタバコの特性は探偵の仕事でも大いに活きる。

なんの面識も、絡みもない対象と接触しろ。

そういう工作の時はすこぶる頭を抱える。

しかし、現場で対象が喫煙所に入ったところを見るとはっきり言って有頂天になる。

(ラッキー♪)

対象者とあっという間に仲良くなれる理由はとてもシンプル

依頼者さんから頂いた対象者の情報。 調査員からあがってきた対象者の情報。 工作で実際に対象者に接触してみての感触。 ※参考ブログ:別れさせ屋や復縁屋の工作員とは? 対象者に関する情報と予習はバッチリす ...

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自分も喫煙所に入り「ライターを貸してくれませんか?」や「一本買わせてくれないか?」なんて声をかければなんの不自然さもない。

そこから話なんていくらでも膨らますことが出来る。

こればかりは愛煙家にしかできない奥の手だとつくずく思う。

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