美味そうに見えるけど…

工作員

対象と仲良くなる為にまずいラーメンを食べる地獄

今私が携わっている別れさせ屋案件の対象がラーメン屋の店主だからラーメン屋に週3回通ってる。

 

正直いって、まずい。

どんなに味変してもまずいのは変わらない。

こんなにまずいラーメン屋の店主と復縁したいって本当ですか?って思っちゃう。

何故なら本当にまずいラーメンを出すラーメン屋。

この店は絶対に後何年かしたら潰れる。

 

客が他に入ってる時をあんまり見た事がない。

 

よく1年もってるな…

 

っていうのが、このラーメン屋に足繁く通って対象者と関係を構築しないといけない工作員の仕事。

 

契約中に潰れて欲しい…

 

そうすればこのまずいラーメンを食べなくてもいい。

 

でも一番辛いのはこのまずいラーメンを食べながら美味しいですね。って言わなきゃいけないこと。

 

まずいラーメンを食べて、店主に美味しいって言うと店主はうんちくを語って、なんで美味しいかを伝えて来る。

 

うんうん納得したフリをして聞いてるけど、本心はまずいと思ってるんです。

 

客がまずいと思ってるのに美味しくなるコツを教えてくれる店主に対して腹が立つ。

 

客にもっと寄り添った経営をしろ!!

 

もっとちゃんとしたラーメンを出せ。

 

でも言えない

 

何故ならこの店に通うのは、店主と人間関係を作る為…

 

早く連絡先を入手してお店に行かず外で会える関係を作って、店主にちゃんとした美味しいものを食べさせてあげて、いかにまずいかを教えてあげたい。

 

次の工作員としての仕事はこれだな。うん。

 

★まずいものシリーズ★

 

 

-工作員
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