案件によっては対象と依頼者が全く接点が無く、情報もないことがある。
※参考ブログ：別れさせ屋や復縁屋の工作員とは？
そんな時はスタッフ全員で対象に接触する方法や設定、シナリオなどのアイディアを出して考えます。
今回の案件も先輩工作員はそんな対象と接触するためのアイディアを考えていました。
他の工作員と話し合った結果ヒッチハイクを装うことに。
しかし、ここからが大変でヒッチハイクをなぜやっているのか？
服装は？スケッチブックの購入と中身は？
などなど細かく設定やシナリオを練り、説得力と強度のある対応ができるよう詰めていきました。
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そんな様子をそばで見ていると、この仕事はいろいろな所に気を配らなければならないと常々思います。
また、小道具を作る事もするようで、子供の工作レベルではお話にならないので、作りこみもリアルで完成度の高いものになっていました。
それ以外にも、作成の必要がない・作成できない物についてはある程度お金をかけて購入ないし調達してきます。
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今回の案件もそうですが、基本的な探偵の調査・工作が高額だと思われる金額になってしまうのは、こういった理由も一つとしてあるからです。
我々工作員の長時間の調査・工作もそうだけど、こういうのを扱ってたらそりゃ経費もかかってしまうよなぁ・・・。
と、内心改めて、この仕事の報酬について一人で納得していました。
