調査員

どんな状況でも気遣ってくれる先輩!なんやけど今回は…

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別れさせ屋と復縁屋業界トップの成功率を誇る(株)ジースタイルの調査員・工作員・担当者のスタッフが、実際に別れさせ工作や復縁工作の依頼を請け負い実働しているノンフィクションブログ。 実働しているからこそ起こるトラブルやアクシデントを掲載。 事実は小説よりも奇なりという現実を体験しているからこそ現場の状況をお伝えさせて頂いてます。

今日も何度か行ってる別れさせ屋案件の調査。

退勤後の女性対象者を調査員二人で尾行する。

今日の相棒は入社した当初から色々と教わった先輩と一緒やから心強い。

 

なんせちょうど退勤ラッシュの時間で駅がとんでもない事になっとるし。

こんなに人だらけの駅で電車もギュウギュウの中、毎日仕事の行き帰りしてる人ってほんまに凄いと思ったわ。

誰か線路に落ちるんちゃうかと思うぐらいホームの上に人がおる。

 

対象は背が低めの女性やから一瞬でも目を離すと見逃しそうや。

目を離さんでもちょっと背の高い人や体の大きい人が居たら見えへんようになってまう。

 

今日の尾行はごっつ難易度が高いやん!

 

こっちは二人で追ってるけども人数おるから簡単って訳ちゃうわな。

なんせ対象の身長的に人に埋もれてまうねんもん。

もうすでに先輩がどこにおるんかもわからへんし。

 

すると先輩から「ちゃんと追えてる?」という連絡が来て

「はい!」と一瞬で返す。

やっぱり先輩も私がどこにおるんかわからんぐらいやねんな。

そんな状況でも気遣ってくれる先輩はさすがだと思った。

 

とりあえず対象がホームの一番前に並んだのは確認出来てる。

そこでタイミング良く電車がホームに入って来たけど、これ乗れるんか?って思うぐらい中はパンパンに人が詰まっとる!

電車の中で見失わんように真後ろに立つ。めっちゃ近づいてもこの人混みなら別に大丈夫やろうと思って。

でも扉が開いても立ち止まったまま対象が乗ろうとせぇへんのよ。

混み過ぎてるからか?次の電車待っても混み具合はさほど変わらんやろうに。

 

そんで数分後に次の電車が来たけどやっぱり中はパンパンに人が詰まっとるんよ。

一本前の電車と込み具合は何ら変わらんのに対象が乗り込んだから一緒に乗り込む。

そこで気付いたんやけど、どうやら行き先の違う電車が交互に入って来るホームやったんやな、これが。

だからさっきの電車は見送った訳か。なるほど。

 

先輩から「乗ってる?」って連絡が来たので「乗ってます」と返信する。

私が乗り遅れてへんか心配してくれてるのがなんとも優しい。

 

いくつかの駅を通り過ぎて対象が降りたのは自宅の最寄り駅。

どこにも寄らずに帰宅するだけかぁ…と思ったけどもまだわからんから追い続けるも、やっぱり真っ直ぐ自宅に帰って尾行終了。

 

また先輩から連絡が入る「対象降りた?」って。

 

そこからのやり取りはこんな感じ。

 

私「え?あ、はい降りましたけど」

先輩「え?どこで?」

私「自宅の最寄り駅ですよ。ちゅーかもう家帰りましたけど(笑)」

先輩「え?そうなん?その駅停まらんかったやん、俺、いま海見えてるんやけど」

私「え?海?それ一本前の電車乗ってますやん!」

先輩「え?じゃあ俺今どこにおるん?」

私「知らぁーーーーん!」

 

強烈なラッシュでさすがの先輩も見失ってもて私に追えてるか確認する為に連絡して来てたんやな。

てっきり気遣ってくれてたんやと思ってたわ!笑

 

 

そして次の日

 

先輩が「あの後帰るのに2時間以上もかかったわ」と。

 

それも知らん!!笑

 

 

どんだけ調査員としてキャリアがあってもミスする時は誰にだってありますね。

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