復縁できない依頼者

担当者

どうにもならない依頼者に対して担当者は匙を投げたくなるものです。

終了間近の復縁屋案件、今日も工作員が接触してくれている。

その工作員から連絡が入る。

依頼者の話しを聞き出し、対象者から依頼者の見た目は褒められる。

見た目に関しては良いけども、中身が有り得ないという話しになり、
中身が有り得ないという内容についても聞き出す事に成功した。

 

依頼者にその内容をそのまま伝えるものの、依頼者には既にそう思われている可能性があると伝えていた。

 

工作員が聞き出す前から改善しておかないと間に合わないよ。という話しもしていたものの、
依頼者からは改善の意思が全く見られない。

 

アドバイスをしても空返事のみで工作はどうなってますか?という話しばかり。

 

対象から話しを聞き出して伝えても、対象の捉え方が悪いから対象の考え方を変えてくれ。
という要望ばかり。

 

一つ言いたい。

 

私の考え方をいくら変えても、あなたを魅力的だとは100%思わない。

 

対象の考え方を変えたところで、今のあなたに魅力を感じる事なんてない。
と断言出来る。

 

あなたの言ってる事はダメな自分に理解を示して、ダメな自分を受け入れてくれる人に変えてくれ。
という要望。

 

ダメなあなたと復縁する位なら他の人を探した方が手っ取り早いという考えに至らないんだろうか?

 

断言出来るのは、対象の考え方は変わる。

 

しかし、対象の考え方が変わっても、あなたを好きになる。という方向に変わる事は絶対に無い。

 

担当者として話しをしていて、見栄っ張りでプライドが高いだけで他人からの意見を聞けない人に
魅力を感じる事などないのだから、そんな人に人間としての魅力を感じる事など絶対にないと言い切れる。

 

工作員が対象から話しを聞き出せた時に、対象の言ってる事はとても納得がいく答えばかりだった。

 

対象が言ってる事は理解出来るけど、依頼者の言ってる事は理解が出来ない。

 

対象と同じ気持ちになっている担当者の立場として言わせてもらうと、復縁屋が出来る事って、
ここまでが限界。となるのです。

 

調査員や工作員はよくやってくれてる。

 

後は再会の形を取るけれど、この依頼者がいつまでも自分勝手な考え方をしていたら
再会させたところで失敗するのは目に見えている。

 

契約前におかしな考え方が分かっていたら依頼を受けてない事に気付いて欲しい。

 

本気で復縁したい人の考え方じゃなくて、自分の思い通りに人を動かそうとして誰も人がついて来ない人の考え方。

 

対象以外にもあなたは嫌われる考え方を持ってると思います。とちゃんと伝えてあげよう。

 

担当者として思う事を書きました。

-担当者
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