もう何度も接触を重ねている復縁屋案件。
対象と接触してたら、対象の友達から好かれてしまった…
なんて都合良い事が起きたんだろう…
ベラベラと対象の事を良く喋ってくれる。
聞いてもないのにベラベラと…その分つまりは対象が友達にベラベラ喋るタイプだって事も分かるし、ついでに対象の情報も聞きまくりの友達も工作員に仕立て上げちゃえば、この工作は楽に終わりそう。
でもその分、この友達との関係の切り方で頭を抱える事もあって面倒な事が起きる予感…
あなたと仲良くしたいんじゃないんです…
仲良くしたい人は別にいるんです…
好意を持ってくれるのは嬉しいけれど、全然その気はないんです。
気付いて欲しいけどむげに出来ない。
そして嫌だとも言えない。
工作員は我慢が大切だけど、工作員だって言えないこの苦しみ…
帰ってから担当者に愚痴ろう。
予定外のハプニングで工作が上手くいってるぞ!!
美味しいモノでもご馳走しろ!!と強気に出よう。
でもこの案件の担当者はケチだから、そういう事はしてくれない…
自分で自分を慰めるしかない…
あーあの人が担当者だったら、もっと楽しく仕事が出来るのに…
工作員って大変です。