ジースタイルの調査員は過酷な訓練を受けて一人前になります。
担当者が鬼教官だった場合、本当に鬼畜の所業に耐えているのです。
今でも忘れません。
調査中に雨が降ってきた。それも寒い冬に。
流石に長時間の張り込みをしていて出てこずだったので、担当者に「雨が降ってきたよ」とLINEを飛ばしてみる。
返事がすぐに来たと思ったら「良かったじゃん、シャワー浴びなくて済むね。シャンプー買った?」と鬼畜な返事。
「いや、傘じゃないんかい!」
張り込みをして6時間が経過後に「全然出てこないよ?」と送っても既読スルーされて、ひどい時には未読スルーで片づけられる。
未読だから忙しいのかなと思わせる作戦だ。
張り込みしてる調査員に労いの言葉はないんかい!!と思ってももちろん言えない。
こういう訓練が続けば、調査員だってなんとかしたいと思うのが正直なところ。
そんなこんなで編み出した技は、そう。
出てこない対象だって「早く出てこい」と念じるだけで、本当に出てくるという必殺技を習得してしまった。
こんな技を繰り返していたら、「お前行ってくれたら出てくるんだから行ってきてくれ」と有難くもない指名を受けることに。
対象が出てこないなんてザラなのに、出てきてくれるだけでマシと考えてしまう俺ってヤバイですよね。
※調査員ブログ