瀕死の状態

調査員・工作員の裏側

顔がチアノーゼ状態の瀕死の先輩。一体何があった?

gstyle_staff

現役時代の成功アベレージ82%の工作員。調査員から工作員の経歴を得て担当者に抜擢されるものの、担当者の抜擢を断りスタッフブログの編集長をしています。現場で起きた様々なアクシデントを発信する提案をして見事に社長から許可を得る。 実働時に起きたアクシデントを依頼者さんに共有する事で、実際の稼働内容を知ってもらいたいという提案をした時に、社長からもらった言葉は「発想が良いね」の一言のみ。 笑えないエピソードから笑えるエピソードまで実際に現場で起きたノンフィクションの内容を、「つまらない内容はボツにする権限」を頂きました。 笑いあり、涙あり、現場スタッフの生の声をお届けする(株)ジースタイルで唯一の【編集長】の肩書を持ちます。※注:編集長の給料は変わりません。

別れさせ屋案件の工作員は依頼されたすべての案件に関わっているわけではなく、数多くある案件のいくつかを担当者や調査員に割り振られて工作します。

そのように割り振られた工作だけをやっていると、案外かかわっていない案件の情報は入ってこないもので、たまに話を聞いてみると前に聞いた時よりも進みが早くて驚くことなんかもあります。

ある日いつもよりも少し早く出勤してブログを書いていると先輩工作員が出勤してきました。

この先輩はいつも明るくはつらつとしていてムードメーカーのような人なのですが、普段と違って明らかに疲れていました。

「お疲れ様です。」

「おつかれさまー……」

見るからに疲れ果てて、瀕死といった具合だった。

「どうしたんですか?めっちゃ元気ないですね。」

「いやさぁ~……」

聞けば昨日追っていた対象が徒歩のみで移動していたとのこと。

しかも一日中歩き回っていろいろな場所に行っては徒歩で移動していたらしく追うのが大変だったと。

加えて、対象の歩く速度が競歩なみに早くて普通に歩いていると置いて行かれてしまうほどで、半ば駆け足同然で尾行していたと。

「もうさ、あいつ歩くの早すぎるんだよ!!」

「それやばいっすねw」

「もうタクシーかなんかで移動しろよ!!追いかけるこっちの身にもなってくれよ!!」

「めっちゃ探偵泣かせっすねwww」

しばらく憤慨していたが本当に疲れているようで先輩は諸々の報告や次の案件や工作の準備をして早めに帰っていった。

聞く限り相当キツイ現場だったはずなのにしっかりと写真撮影や接触をこなしていく様は流石としか言えない。

 

※調査員ブログ

  • この記事を書いた人

gstyle_staff

現役時代の成功アベレージ82%の工作員。調査員から工作員の経歴を得て担当者に抜擢されるものの、担当者の抜擢を断りスタッフブログの編集長をしています。現場で起きた様々なアクシデントを発信する提案をして見事に社長から許可を得る。 実働時に起きたアクシデントを依頼者さんに共有する事で、実際の稼働内容を知ってもらいたいという提案をした時に、社長からもらった言葉は「発想が良いね」の一言のみ。 笑えないエピソードから笑えるエピソードまで実際に現場で起きたノンフィクションの内容を、「つまらない内容はボツにする権限」を頂きました。 笑いあり、涙あり、現場スタッフの生の声をお届けする(株)ジースタイルで唯一の【編集長】の肩書を持ちます。※注:編集長の給料は変わりません。

-調査員・工作員の裏側
-, ,