とある復縁屋案件の話を聞いてください。
とても怖い事がありました。
不規則な動きをする対象者との接触ポイントを掴む為かなりの調査時間を費やし、接触するにもタイミングが非常に難しかった案件でした。
ようやく対象者と接点を持てた!
しかも、かなり好感触でこちらに興味津々の対象者。
「これは、いっきに工作が進むぞ!」
と確信していたタイミング。
依頼者さんから、意味不明な理由で「依頼を終了したい」と言われて契約を終了する事に…。
連絡先の交換ができ、いつでも次の工作に入れる状態なのになんで???
チーム全員「えっ?」と戸惑いが隠せずでした。
後日、なぜそんな事になったのかがわかる出来事が起こりました。
ある日のこと。
会社へ一本の電話。
相談員が出ると
「こちら〇〇と申します。△△さんの件の担当の方いますか?」
電話の相手は・・・
同業の某探偵会社。
電話を代わった担当者から話を聞いたのですが、
その内容に愕然としました。
ーー
ジースタイルに依頼していた△△さんがこちらに依頼してきた。
うちで調査したが対象者を確認する事ができない、だから工作もできない。
△△さんに確認したんだけど、調査も工作も結果が出てるみたいだから……
「その調査結果、ちょうだい」
で、新たにこっちの工作員使ってゼロから工作するのは不自然だから……
「おたくの工作員、こっちでそのまま使わせてよ」
ーー
と言われたそうです。
身の毛もよだつ恐ろしい話。
△△さんが工作が上手くいっていたにもかかわらず、突然意味不明な理由で契約終了してと申し出てきたのも、この会社が△△さんに嘘の入れ知恵をして解約させ、自社での契約を促したようです。
それにしても…
まともに仕事をせず、自分たちの利益の為なら何でもするような悪徳業者に捕まってしまった△△さんが気の毒です。
悪徳業者以前に守秘義務があるわけで、当たり前ですが協力なんてしないけど、この真実を△△さんに伝えられない事、せっかくの工作を続けられなかった事が気がかりで、なんとも後味の悪い案件となりました。
※工作員ブログ