別れさせ屋や復縁屋において工作員とは、とても重要な役割を持っている人材で、対象者に接触して、復縁や別れさせに繋がる心理誘導を行い成功に導きます。
依頼者様にしてみれば工作員が接触して心理誘導するので、工作員次第で復縁や別れさせが成功するように感じるのですが、工作員は超能力や催眠術の様な特殊な能力がある人材ではなく、人間の心理を学んだ人材が工作を行います。
工作員も探偵業の認可の元に稼働しているので、工作員も探偵になり、探偵業で認められている聞き込み調査の応用で工作を行います。
聞き込み調査の応用で心理誘導をするのが工作員であり、工作員は対象者に接触して人間関係を構築し、人間関係を構築してから心理誘導を行えるようになります。
心理誘導を行う為には、対象者から不信感を持たれないようにする為に、接触の段階から自然な形で接触します。
対象者から警戒されてしまえば人間関係を構築する事が出来ず、人間関係を構築出来なければ、対象者から話しを聞き出す事も出来ず、心理誘導をする機会も作れません。
工作員は、対象者に不信感を与えないようにしなければなりませんし、対象者と人間関係を作れるコミュニケーション能力が無ければ工作員は務まりません。
調査員の様に、対象者に気付かれない様に行動するのではなく、気付いてもらえる様に稼働していくのが工作員の業務となるので、調査員と工作員は全く別物として考えて頂く必要があります。※参考記事:調査員とは?
年齢、性別含めて様々な人材が在籍しています。
工作員は、対象者に合わせて工作員を変えなければならないので、復縁屋や別れさせ屋には様々な人材が在籍しています。
下は20代前半から、上は70代まで弊社では工作員が在籍しており、性別も男性、女性はもちろんですが、LGBTの工作員も在籍しています。
様々な人材を集めておくのも復縁屋や別れさせ屋には求められますが、数だけにこだわって、質にこだわらないアルバイトの工作員を集める会社も多く、専門的な知識がないアルバイトを採用する業者は、稼働回数で契約し、その稼働を消費させる為の人員がいればいい訳ですから、専門的な知識がない工作員を在籍している業者も少なくありません。
年齢、性別含めて様々な工作員を活用して復縁や別れさせを成功に導く別れさせ屋や復縁屋と、取り敢えず人数がいれば稼働回数を消費出来る…と考える業者があるので、どんな業者であっても年齢、性別を含めて工作員の人材確保に動きますが、工作員の質にこだわる会社と、工作員の数にこだわる会社が存在します。
アルバイトの工作員は、対象者と接触したフリや、ナンパのような形で道端で声をかけ、対象者の連絡先を騙すような手口で入手する方法を使うので、工作員の質は関係なくなり、対象者との連絡先の交換や、本当に食事に行くだけで心理誘導が出来ない工作員を在籍させている会社も少なくありません。
年齢、性別を含めて様々な工作員が別れさせ屋や復縁屋には在籍していますが、稼働回数制の契約を求める会社との契約時は、アルバイト工作員を使用される可能性が高いので十分にご注意下さい。
どんな訓練をしているの?
工作員は、特殊能力がある特殊な人間ではありませんが、特殊な訓練を課されているので、心理誘導をどう進めるか?という技術が身に付きます。
アルバイト工作員には、その訓練が出来ず、案件に対する責任感が無いので遊び半分の気持ちで現場に派遣され、アルバイト工作員は会社から「ナンパして連絡先を交換してきて。」という指示だけが出されます。
その為、技術向上に努める会社と、アルバイト工作員の数だけを増やす会社では、提案する方法も異なりますし、シッカリと訓練している会社では道端でナンパするだけの様な工作方法を提案する事は無く、シッカリとしたシナリオを対象者に合わせて作り込み、それに対応出来る為の訓練が日々課されます。
訓練内容は企業秘密となりますが、大まかに言えば人間の心理を学ぶ為のカリキュラムであったり、コミュニケーション能力を向上させる為の訓練が課され、対象者と如何に良好な関係を作れるか?を学びつつ、心理誘導を掛けやすい状況を作る方法を学び、現場に投入されます。
現場は事前に全てのシナリオを描く事は出来ないので、アドリブに近い形で工作員は対応しなければならず、アドリブに対応出来る様になるのも、日々の訓練のたまものであり、そういった訓練をせずに工作員が現場に投入されたところで心理誘導が進まないので、、日々どれだけの訓練をしているか?によっても現場での立ち振る舞いが異なりますし、悪質業者の中には、そういった訓練を課さずに現場に投入させる会社もあるので、訓練をキチンと課している会社なのか?については、別れさせ屋や復縁屋と面談をしてみると、担当者から色々な説明をされるので、本当に訓練をちゃんと課している会社なのか?を判断出来る様になります。
工作員は反社会勢力ではありません。
別れさせ屋の工作員と言うと、別れさせ屋という名前も合わせて、怖い人や反社会勢力の人をイメージする人が多いのですが、工作員は先にも述べましたが一般人であり、特殊な能力が生まれながらに備わっている様な人材ではありません。。
もちろん、反社会勢力の様な犯罪をする方々とも異なりますし、一般の会社員と同じ扱いになります。
アルバイト工作員を雇っている会社も多くあるので、一概に正規雇用の会社員とは言えませんし、中には、工作員が対象者の自宅に不法侵入し、対象者の所有物を窃盗して来る方法を提案する会社もあるので、どんな会社の工作員でも反社会勢力ではない。とは言い切れません。
以前に事件に遭ったケースでは、工作員が対象者にのめり込んでしまい、対象者を殺害してしまった事件もありましたし、住職の依頼者が対象者の自宅に不法侵入させて事件になった案件では、ニュース報道にもありますように、アルバイト工作員を活用していた事が明白になりました。
どこの会社なのか?は特定出来ていますが、その会社はランキングサイトを自作し、依頼者様を騙すような手口を使って集客を誘導していた会社であり、手口が特殊詐欺と同じ様な手法を用いるのですが、メディア等にも露出があり、一見すると優良業者の様に見せ掛けていますが、実際は対象者の自宅に不法侵入させる様な方法を提案する会社でもあります。
会社ぐるみで、不法侵入をさせる会社ではありますが、アルバイト工作員はトカゲのしっぽ切りの様な形で切り捨てられているので、手口が反社会勢力と同じような手口になりますが、探偵業の届け出等に反社会勢力に属している場合、認可が下りないので、反社会勢力に属している工作員は在籍出来ません。
工作員の給料って?
工作員となれば、特殊な技能があって、特殊な訓練をしているし、反社会的勢力の仕事に近い仕事だし、着手金も高いんだからお給料もきっと良いだろう!!!と考える依頼者様も多いのですが、工作員は一般の会社員と変わらないので、一般的な会社員の年収と変わりません。
アルバイト工作員を雇っている会社に関しては、探偵業の調査費用の時給計算と同等レベルの給料が支給されているので、時給制の給料をもらっているだけの工作員が、依頼者様の目的である復縁や別れさせ等の目的を達成させる為に本気で成功させようと取り組んでくれるのだろうか?と考えて頂くと、稼働回数制で、稼働する事で料金・費用を消費させる会社の手口がどんな物なのか?が容易に想像出来るかと思います。
会社は利益を出さなければならないので、アルバイト工作員を活用しなければ時給が無駄に発生してしまい、その無駄を省く為に一稼働単価を安く設定し、稼働させれば時給を支払う事が出来、アルバイト工作員の時給を支払う事が出来る様になります。
その場合、その会社の目的は、アルバイト工作員を稼働させて利益を得る事であり、依頼者様の想いは案件を成功させる事になるので、依頼者様と別れさせ屋や復縁屋の間に発生する目的意識が異なります。
正社員として雇用している別れさせ屋や復縁屋は、工作員を余らせて人件費の消化を抑えようとするのではなく、月給制で給料を支払っているので適材適所で工作員を派遣し成功させようと案件を進めていきます。
工作員の給料は、一般的な会社員と変わりませんが、目的意識を持って工作を行うので、工作員のモチベーションもアルバイト工作員とは異なり、出勤しなければ時給がもらえず生活が出来ないから出勤する!!という目的意識ではなく、案件を成功させる為に現場に出勤するので、月給制で正社員として採用される工作員でなければ、依頼を成功させる事は難しくなります。
復縁と別れさせのどっちが工作し易い?
工作員は、復縁や別れさせを成功させる為の心理誘導になり、復縁と別れさせのどちらが成功率が高いと言えば、断然別れさせの成功率の方が高くなります。
理由は簡単で、復縁工作は、工作員だけが頑張ったところで復縁出来ません。
依頼者様の協力があって初めて復縁工作は成功するので、依頼者様の協力がなければ復縁工作は成功しません。
しかし、別れさせ工作は、工作員同士が連携して行う事が出来、依頼者様の協力は必要ありません。
工作をした事がない依頼者様に工作の手伝いをしてもらう訳ではありませんが、対象者に接触するのが工作員だけの別れさせと、対象者に工作員と依頼者様が接触する復縁はどちらの方が工作し易いか?と言えば、当然別れさせの方が工作し易くなります。
もちろん、どちらの方が簡単という訳ではなく、復縁も別れさせも、どちらの工作も簡単ではないけれど、工作し易いとなれば別れさせ工作の方が断然やり易いのです。