調査

尾行するのがとてつもなくしんどい対象ってこんな人です。

gstyle_staff

別れさせ屋と復縁屋業界トップの成功率を誇る(株)ジースタイルの調査員・工作員・担当者のスタッフが、実際に別れさせ工作や復縁工作の依頼を請け負い実働しているノンフィクションブログ。 実働しているからこそ起こるトラブルやアクシデントを掲載。 事実は小説よりも奇なりという現実を体験しているからこそ現場の状況をお伝えさせて頂いてます。

仕事が終わった後に予定がなかったら、運動の為か必ず一つ前の駅で降りて、40分ぐらい歩いて自宅に帰る別れさせ屋案件の男性対象がおる。

その対象を尾行するのが正直もっすごしんどいんよ。

というのは背が高くて足も長いからか歩くのがメチャメチャ速いねん。

対象は歩いてるのにコッチが走っても全然追い付かんのよ。

マジで靴に小さいタイヤ付いてるんか?と思うぐらい。

もしくはちょっと浮いとるんちゃうか?と思うぐらい。

 

40分ずっと走り続けるだけでも相当しんどいのにコッチはカバンの中に“探偵の七つ道具”…っちゅうほどのエエ物でもないけど充電用のバッテリーとか会社のスマホとかポケットWi-Fiとか重たい物がいっぱい入ってるねん。

対象のカバンを見ると手提げカバンで中にはちょっとした書類ぐらいしか入ってなさそうな薄さ。

他に入ってそうな物といえばたぶん名刺入れとボールペン2本ぐらいなもんやろ。あとフリスク。

全然重たそうな感じがせーへん。

会社帰りにどっか行ってくれたり誰かと会ってくれれば行動調査も出来るしそんな長距離走らんでも済むのにだいたい真っ直ぐ自宅に帰りよる。

なんか情報くれよ!って思うのは当然やねんけど、もっとゆっくり歩いてくれよ!とも思うし、なんやったら40分も歩かんといてくれよ!が一番思う。

 

そんでね、その対象が引っ越しするという情報が入ったんよ。

だから今度は新しい自宅を判明する為に尾行する事になってね。

今までと違う駅で降りて、今度はどこに住んでるんやろう?とか考えながら追いかけて。

相変わらず足は速いままやからしんどさも相変わらずやけど。

 

でも!汗だくになって息を切らしながらも最後まで追い切れて見事自宅を判明出来た!

結果としてはメッチャ良かった!

そう、良かってんけどもやね、駅から自宅までかかった時間が50分て…。

また一駅前で降りてたって事やん!

ほんで前の家より歩く時間が長くなってるし。

 

あ~次回からまた尾行する時、対象がこの駅で降りるかどうかが恐怖でしかない。

 

 

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