この間、私が工作した別れさせ屋案件は…
なんと対象者の職業と私の前職が同じだったのです!
そんなことをぽつりと事務所で呟いた事によって接触工作の担当が即私に決まりました。
かつての同業を相手に工作をするのはなかなかモヤモヤするところではありましたが切り替えて臨みます。
そして接触工作当日。
接触にあたっての下準備は万全で、お膳立てしてくれた工作員に感謝しかありません。
夕方から夜にかけての飲食を伴う工作なのでご飯がしっかり食べれるように、お酒に酔わないように体調を調整してから対象のもとへ向かいます。
対象とは合流した直後からとてもスムーズに会話が進んでいきました。
自然と対象との距離も近くなり、年齢が近いことも相まって砕けた口調で話すようになれたのです。
会話する事数時間、引き出したい情報は聞けたし、夜も深まってきたためそろそろお開きを切り出そうとしたときのことです。
対「いや~、明日は○○を○○しないといけないから、会社いきたくないなあぁ~」
私「あぁ~○○はだるいですよね~」
対「え!?○○って何かわかるの!?」
(しまった・・・・・・!!!気が緩んでつい反射で反応してしまった!!!)
私「えぇ、知っていますよ(汗) 叔父が○○で働いていたことがあったので、その時そんなことをたまに零していましたね。」
↑↑大嘘↑↑
対「えー!!そうなの!!いやぁーまじでだるくてさぁ~共感してくれるとありがたいよぉ~」
私「ですよね~(汗)」
(あっっっっぶねーーーーーーーーーーーーー!!!!マジで終わったかと思った!!!!!)
私は元来、弁が達つ方ではないのですが、この仕事をはじめてから、先輩工作員や調査員に鍛えられた成果がここで実を結びました。
先輩たちのおかげで九死に一生を得ました。
ありがとう先輩たち。私は、今先輩たちのおかげで無事に済んでいます。
※工作員ブログ