後輩担当者が担当している対象が全く出てこない難攻不落の案件があったんですよ。
もう、引きこもりなんじゃないかってくらい出てこないうえ、現在は無職とのこと。
調査員も工作員も毎日のように待機をさせるも「全く出てこない...」の繰り返し。
-そんなある日。
後輩担当者からこの案件について「なにかいい方法ないですかね。」と相談を受けた。
『俺だったら、既に貰ってる情報を疑って、逆を突いてこの時間に出てくると思うけどね。』と伝えた。
-次の日。
調査員と工作員がその時間に現場に向かうと、到着して10分で対象が出てきた。ようやく一歩前進したようで良かった。
いやー、デキる担当者(俺)の実力見せつけちゃったな~。
とりあえず後輩担当者にドヤろうと事務所に向かうと、既に事務所に来ていた後輩が昨日の事をまるで自分の手柄みたいにドヤ顔でみんなに話しまくってる。
俺の推理のお陰だからな!?!?なんでこうもジースタイルの面々は人の手柄を泥棒するのか。この場を借りて悪しきDNAである手柄泥棒を阻止したい。