依頼者に対象者の家の場所を情報として聞くのだが、何度か行った事あるにも関らず「ハッキリわからない」という人がいるんです。
エ?何で?って話ですよ。
どうやら依頼者は車でナビに頼って行ったもんだから住所まではわからないと。
スマホの予測変換に頼り過ぎて漢字を覚えられないのと同じ効果だろう。
今の時代、仕方ないのかも知れないよな。
依頼者が言うには、住所はわからないがだいたいの地域とその辺りにある建物や道路の感じなら覚えてるらしく、少しの情報でも無いより良いし、手がかりになれば判明出来る可能性は上がる。
記憶の中の情報としては
”グニャグニャとした坂道の上り”で”途中で大きな学校があったような…”
”山の上の方でお地蔵さんを見た””途中に細い三叉路が出て来てその一番手前の道を曲がったと思う”
”密集している住宅街にある一軒家で確か白っぽかった気がする”
という内容だ。
はなはだザックリ。
どれもあいまい。
うろ覚えの為に完全に信用してはダメだよなきっと。
だけどその情報を元に探すしかないもんな。
こりゃもうそこそこ難しいRPGだわ。
今回パーティを組んでいるのは二人。
勇者二人で見つけ出さなければいけない。
さて、どうなることやら…
ここで一旦セーブ。
ーツギノページヘツヅク…ー