薬物依存を考える
薬物を1回でも使ったことがある人は、日本全国でどれくらいだと思いますか?
2017年に実施された一般住民を対象とした全国調査によれば、覚せい剤や大麻といった薬物を少なくとも1回以上使ったことがある国民(15歳から64歳が対象)は、全国で約216万人と推計されています。中でも最多は大麻(推定約133万人)です。
薬物の恐ろしさは「依存性」と「耐性」が挙げられます。
ご自身、もしくはご家族や身近な方が「薬物」に依存してしまっている。そんな状況をそのままにしたい方はいらっしゃらないと思います。
しかし、ご自身が薬物を使用しているとなると、「依存性」や「耐性」の影響でやめるにやめられない。ご家族や身近な方の場合は怖くて言うに言えない、知らないうちに使用してしまっている、などの理由でやめさせることができない。という状況もあるでしょう。
このブログの内容をお読みいただき、今一度、「薬物依存」について一緒に考えていただけたら、うれしく思います。
薬物乱用の恐ろしさ
薬物乱用の恐ろしさは、「依存性」を持ってしまうことにあります。辞めたくてもどうしても使用してしまいたくなります。「もう一回だけ、もう一回だけ…」と。
そして、繰り返し使用しているうちに「耐性」を持ってしまうこともあげられます。「耐性」とは、慣れです。身体が薬物に対して「慣れて」しまうので、さらに薬物の使用量が増えてしまうことをいいます。
もう自分の意思ではコントロールできなくなってしまい、身体と精神が蝕まれてしまうのです。
薬物の身体への影響
それでは、薬物依存の身体への影響を見ていきましょう。
〇覚せい剤
重篤な依存症(強い精神依存)・幻覚・妄想・フラッシュバック・急性心不全など
〇大麻(マリファナ)
生殖機能への悪影響・呼吸器系の疾患など
〇MDMA
錯乱/憂鬱/睡眠障害・心臓の機能不全・脳卒中・けいれん・記憶障害など
〇危険(脱法)ドラッグ
意識消失・幻覚・視覚過敏・聴覚過敏・精神運動など
〇シンナー
記憶力低下/認知障害・急性中毒・幻覚・妄想・歯がもろくなる・視力低下/失明など
出典元:厚生労働省
代表的なものを挙げてみました。言葉だけではピンとこないかもしれません。ただ、実際に薬物依存に陥っている方の状態を見てみると、上記の症状がよく分かっていらっしゃることでしょう。
1回の好奇心が、ここまでのことを引き起こすようになってしまうなんて、なかなか想像できないことではないでしょうか。
ですが、ここから引き返すことがどれだけ大変なことか…
薬物は始めるのは簡単でも、終わらせることは至難の業です。
薬物使用による社会的影響
では、社会的影響はどうでしょうか。会社を解雇、所持使用による逮捕など様々な影響はあるでしょうが、犯罪へと発展してしまうということにもつながってしまいます。
〇薬物関連犯罪
薬理作用によるもの
入手目的によるもの
取引をめぐるもの
〇社会経済的損失
人格の変化
社会不適応(無気力、忍耐力の欠如)
生産性の低下
犯罪被害の拡大
乱用者の更生のための社会福祉費用の増大 出典元:厚生労働省
現在ブログを読んでいらっしゃる方は、「薬物依存」についての何らかの不安・恐怖を感じている方ではないでしょうか。また、もうすでに上記のような影響を被っている方やその危険を感じている方、なのではないでしょうか。
このような状況をなんとか改善していきたい。そういった願いをもっていると思います。
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