調査は予想もしていないアクシデントが付き物。
我々調査員はその場で臨機応変に対応する力が重要になります。
今回の調査でもその力を試される時が・・・
対象者の自宅を特定するために最寄り駅から尾行をすることに。
仕事終わりの時間を見計らい駅で待機。
2時間経っても対象が駅から出てくることはなく
今回は空振りかと、帰る準備をし始めたその時・・・
ラフな格好をした対象が自転車に乗って駅近くのスーパーへ入って行った。
きた~!!!!これはアツい!!自宅を特定するには絶好のチャンス。
さて、ここで問題発生です☝
①私は最寄り駅まで電車で来ており、徒歩で尾行予定だった。
②同行の調査員も電車で来ている。
③現れた対象者はとんでもなく速そうな電動自転車に乗っている。
はい、詰んだ~と思っていたけど、こんなときこそ「レンタル自転車~!」(ドラえもん風に)
ほとんどの駅周辺にあり、携帯があれば簡単に借りられる。便利な時代っすよね!
サクッとアプリをインストールし、早速レンタル。
支払い方法は電子マネーね。よし。
「お支払いが上限金額を越えている為、レンタル出来ません」
ん?え?なんで?(冷や汗)
--アプリを再起動--
「お支払いが上限金額を越えている為、レンタル出来ません」
え?え?うそ、なんで?(脇汗)
…思い返せば、今月、頑張っている自分にご褒美プレゼントを買った時、
電子マネーで支払った時に限度額マックスになったっぽい・・・やつか・・・。
全てを理解した時にはもう脂汗が止まらなくなっていた。
って事は・・・
自転車が借りられない→走るしかない→追いつかない→許されない→☠
私の未来が完全に途絶えた瞬間。
まだ走ってもいないのに汗まみれの私。の背後からレンタル自転車に乗ったシゴデキ先輩が!!!(さすがやー!!)
お陰でしっかり住所特定ができ調査は大大大成功に終わりました!(シゴデキ先輩がいてくれて本当に助かった・・・)
先輩は颯爽と次の現場へ向かい、私は会社に戻ったのですが、あたかも自分も対象を追尾して住所を判明したかの様な顔をし、シゴデキ先輩の分まで褒められました(笑)
どうか、この記事を担当者に読まれませんように・・・(T 人 T)
常にアクシデントを想定していましたが今回のケースはあまりに予想外過ぎました・・・
皆さんも電子マネーのご利用は計画的に・・・自分にご褒美も計画的に・・・